子供の頃にりぼんの連載で読んでいたという世代多いですよね。
私もその世代で、なつかしさが爆発の漫画です。
アニメも視聴しました。
アニメの方が大人向けだったようなイメージがあります。
- 当時はこんな突拍子もない設定!
- 気になる男子が一つ屋根の下!?
なんて思いながらドキドキしながら見ていたのが懐かしいです。
王道要素を取り込みつつも、少女漫画には珍しい人間関係が描かれているので、今でも一定期間経つとふと読んでみたくなる私の中で特別な存在です。
そんな『ママレード・ボーイ』の内容を簡単に見てみると、
主人公・小石川光希の両親が突然離婚を言い出します。
ある時、家族旅行をした先で出会った松浦夫妻と小石川夫妻でパートナーを入れ替えるというとんでも再婚劇なんです。
その松浦夫妻にはイケメン息子・遊がいました。
夫妻プラス子供を含めた6人の同居生活に猛反対する小石川光希に対し、表面的にはハンサムだけど実は苦い部分を隠しているのが遊。
遊と対立しながらも、徐々に彼に魅かれていくという展開になります。
中学生の頃に小石川光希を振った銀太は、遊の存在で小石川光希の恋心が燃えていくという伏線もありなんです。
今思うと、小学生が見るにはかなりドロドロ人間臭い内容ですし、両親が入れ替わるなんて刺激も強すぎ。(笑)
それに、今とは違ってスマホがない時代の作品なのもすごく新鮮味があります。
待ち合わせ場所が校門なんて、今の現役学生さんからするとありえない時代でしょう。
今はら『授業終わったらLINEする~』ですよね。
気になる男子が近くにいる(今回は一つ屋根の下)という登場人物一人一人の繊細な心理描写に一緒にはドキドキしてしまいますし、この先の展開はどうなるの?時に切なくなったり、大人の感情もしっかり刺激して揺さぶってくれます。
とても有名な作品ですが読んでいない方、完全な明るい少女漫画ではなく後半ちょっぴり悲しくシリアスな内容もあって大人も十分楽しめます。
良作なのでオススメしたいです。
これまでアニメの方が面白いかなっと思っていましたが、最近読み直すと漫画のやっぱりいいなと思いました。
やはり吉住歩先生は最高です。
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