漫画「変な家」血の気がひくホラーな一冊

原作は雨穴先生、漫画の綾野暁先生の漫画『変な家』が大人気中です。

  • 動画再生回数が1200万再生
  • 原作は50万部
  • 更に来年2024年には映画化も決定

した話題作!

何がすごいって、作家さんのデビュー作なんですよね。

私は本屋さんで平積みされているのを見て、ずっと気になっていました。

最近になり友人から原作を借りました。

 

内容は、購入を検討している建物が謎の間取りをしているということから始まります。

『謎』というよりも『奇妙』という方がぴったりですね。

奇妙な間取りについて調査を進めていくと色々なことが判明(その段階では推理)していくのですが、今まで見たことのないようなストーリー展開で引き込まれました。

間取り一つでこんなにも話を広げられる素晴らしさにも関心です。

ミステリーというよりもホラーで、一瞬にして世界観に引き込まれていきました。

筆者と栗原さんの登場人物は2人。

2人が間取りについて推理をするのですが、それはさすがに無理筋すぎる、ないでしょと思っていたことが見事に的中してしまいます。

嘘…っとストーリーは後半に向けてものすごい方向に向かっていきます。

 

途中まで読んだ段階で、展開が妙にリアルにも感じてしまいゾクゾク鳥肌ものでした。

ここで恐怖で読む手を止めてしまう人もいるそうですね。

私は半分怖い物見たさでどんどん読んでいき、そこでまた新しい秘密を知って更に恐怖に陥るという。

暑い夏なのに、さーーーっと熱がひいていくような作品でした。

 

間取りに隠された秘密と先ほども書いたように、実際にリアルな部分もありそうで本当の話なの?と思いましたが、最後には『この作品はフィクションです』と書かれていたのを見てホッと安心しました。

ネタバレはしませんが、最後結末は因縁深さを感じさせられますよ。

斬新な発想から誕生したホラーに興味のある方は、ぜひ読んでみて欲しい作品です。

ちなみに私は原作しか見ていないので、早速漫画も購入しようと思っています。

なんだかんだいいつつ、はまってしまいました。

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