神馬耶樹先生とひらふみ先生の漫画『イチゴ哀歌』は読んでいますか?
これは男性も女性も楽しめる作品だと思いました。
エッチなんだけど、ストーリーにも引き込まれます。
親の再婚で義兄妹となった主人公・光太(現役高校生)と、ヒロイン・藍花(現役高校生)。
義兄の光太は既に社会人で係長ぐらいの落ち着いた?(地味で冴えないともいう)雰囲気なのに対し、今時の高校生感あふれた貞操観念の低い義妹の藍花のお話です。
お互いに『ダサイ兄貴』、『頭悪そうな妹』と第一印象は最悪でした。
藍花は両親の前では明るく気の利くいい子を演じているのに、両親が家にいない時に家に男性を連れ込んではエッチ三昧という裏表のあるタイプだったのです。
でも、家庭内はすごく明るい雰囲気にしてくれているのは事実なので、利口な光太は藍花のことを両親には黙っているんです。
本人には『もっと自分を大切にしろ』という光太に対し、『親に告げ口するな』とくぎを刺す始末。
ところが、その光太の言葉をきっかけに、2人の関係に徐々に変化が出ていき…
といった内容になっています。
最初は藍花のかわいすぎない愛嬌のある顔やふわふわな体の描き方がとっても好きで、見ていて楽しく義兄妹のエッチ系なのかなぁと軽い感じて見始めました。
そして、義兄の光太の不器用さと優しさも好みでした。
光太ってまだ高校生なのに、人のことをよく見ているなと人間の完成度に驚いたんです。
いつも明るく無邪気に自由奔放にふるまっているのに時折見せる切なそうな表情を感じ取り、本心はどっちなんだろうって考えるあたり素敵なお兄さんです。
そんな藍花の奔放ぶりに翻弄される光太なんですがね。
『イチゴ哀歌』は義兄妹をエッチにコメディ要素もふんだんに交えられている作品です。
絶妙なバランスの構成で、読者をお腹いっぱいにしてくれる敏腕作者さん!
すごいですよね!
まだ6巻までしか出ていないしお話はこれからだと思うので、新刊が出たら即購入します。
藍花の過去や2人の今後が気になります。
藍花は『こんな不細工な光太に!?』って受け入れたくないでしょうが、きっといい関係になれると思います。
2人にはこのまま幸せになってほしいです。
はやく続きが出てほしくて、待ち遠しい毎日です。
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